お花が届いた(^^)

明日が誕生日ということでお花が届いた(^^)
年齢的にはあまり喜んでもいられない歳になってしまうけど、祝ってもらうのはやっぱり嬉しい♪
母の日のお花をおばあちゃんと母に贈る手配も済んだし、今月の個人的イベントの段取りはとりあえず完了かな。
昔は花束を贈っていたけど、アレンジメントのほうがもらってそのまま飾れるので何かといいかと思うようになり、人にお花を贈るときはアレンジメントにしている。


花キュ〜ピッ○は送り先の最寄の花屋さんから配送されるシステムになっているらしく、昔、祖母に花を贈った翌日に遊びに行ったらパンフレットとの差が激しかったため、それ以来利用しなくなった。
やっぱり配送料が多少高くても、店の看板でやっているところのほうがネット通販では安心できる。
今のところのお気に入りは日比谷花壇と第一園芸だ。
3000円くらいのお値段でも数種類のアレンジメントが用意されているので選択の幅も広がってなかなかよろしい。


花屋さんといえば近所では国立の花屋さんのセンスがいいような気がする。
やっぱりセンスがないとね…。
直接お花屋さんで花を頼むときは、予算・用途(お見舞い・演奏会など)・色・スタイル(ボリューム感重視で華やかにとか、タイトにまとめて清楚なイメージでとか)を伝えてお任せしてみる。
その出来栄えによって次も行くかどうか決めるのだ。


他の方々がどんな風に花屋さんを選んでいるのかちょっと興味があるなぁ。
手際の良さも重要なポイントになる。
花の鮮度ももちろん大切だけど、特に贈り物の場合は、もらった瞬間の第一印象が最も重要だと思う。


お花にまつわる不思議?なエピソードを思い出した。
数年前、知り合いの30代前半の男性が交通事故で亡くなった。
とても美味しくておしゃれな洋食屋さんをやっていて、お店に行くといつも気さくに話しかけてくる人で人望も厚かったように思う。
とにかくパワフル・前向き・明るい・楽しい、私が例えるなら、太陽みたいな人だった。
お店にいてもしょっちゅう電話が鳴りっぱなしの大人気ぶりだった。
もちろん出している料理の味も良いのでお店も繁盛していたように見えた。


お通夜の帰りに事故現場に花を手向けようと花屋さんへ行った。
普通なら常識的に考えても白い花を買うべきだったのかもしれない。
でもどうしても彼のイメージがそうさせないのだ。
私はオレンジ色でまとめた元気いっぱいの大きな花束を選んだ。
きっと事故現場には多くの花が供えられているだろうし、その中で自分の選んだ花だけが鮮やかなものでも構わないと思った。



事故現場へ行くと不謹慎にもニヤリと笑い泣きしてしまった。
そこには想像以上の大量の花束が供えられていて、歩道の一角に突然花屋が現れたような様子になっていた。
しかも、ほとんどが暖色系の元気いっぱいの物だったのだ。
白でまとめたお悔やみ用の花束はほとんど見当たらない。
事故現場に赤や黄色やオレンジの、文字通り山のような大量の鮮やかな花束たち。
ちょっと異様でもある光景だったけど、みんなが持っている彼のイメージがこんな形で表現されるなんて。
きっとみんな私と同じく、花屋で一瞬迷ったのだろう。でもやっぱり暖色系の花束を選んだ。
その後、次々に人が入れ替わり立ち代り…数日後にはどこから持ってきたのか、浴槽くらいのタライが3つ並び、そこにも収まりきらずに溢れかえっていた。
もちろん、明るい色の花束で。

人が誰かに花を贈るとき、思っている以上にその人のことを想像しながら選んでいるんだなぁと感じた出来事。